今日は安原工業団地の「次世代のものづくり人材との交流事業」の一環として、安原工業団地に社会見学に行きました。

まず訪れたのは「箔一産業株式会社」です。ここでは金沢の伝統工芸である金箔工芸の製造過程の見学だけでなく、ゴルフボールに金箔を貼る体験もさせていただきました。金箔は非常に薄くて繊細なので、思い通りに貼れないことも多く、生徒たちは苦戦しながらも楽しそうに挑戦していました。

次に向かったのは「ミナミ金属株式会社」です。こちらの会社ではスマートフォンやパソコンなどの電子機器から金や銀などの貴金属を回収してリサイクルしているところを見学しました。回収した金で作った延べ棒を持たせてもらったり、東京オリンピックの金メダルが作られた興味深いお話を聞くこともできました。生徒たちは、身近なものから貴重な資源が生まれることに驚いていました。 

今回の社会見学では、「ものづくり」に関するさまざまな側面を知ることができました。生徒たちは、「金沢の伝統工芸はすばらしい。」「リサイクルは大切だと感じた。」「ものづくりに興味がわいた。」などの感想を述べていました。安原工業団地の皆様、ありがとうございました。